ぽっかりと丸い雲をみると、座間の葬儀を思い出す
今、私の職場ではアジアや中東地域への進出プロジェクトが持ち上がっている。
もともと中国の工場と提携しているのだが、
人件費等が高騰したため近隣アジア諸国に活動の場を広げて行こうという事らしい。
しかし外国で仕事をするにあたっては、信用できる人材を確保する事が一番の問題で、
足場固めに時間が掛かる。
毎日ああでもないこうでもないと議論が尽きない。
会議室で議論を交わしながら、窓の外に浮かんだ雲を見て座間の葬儀を思い出す。
良いお式だった。